彫金専科の日

 

今日は普段京都の工房にいる鎚舞先生が来ています。
「彫り」専門のコース彫金専科の開講日です。
隔週土曜日開講なので、一般の彫金教室の生徒さんに加え、「彫り」を学びに来る生徒さんとで大賑わいでした♪
そんなわけで、彫金専科のお話を少し工具
受講生はまず自分のタガネを作ります。
工房に共用の打出しタガネはあるのですが、共用の切(鋤)タガネはないのです。
切タガネは彫る人の技量で刃がこぼれたり、研ぐ人の技量で形が崩れてしまったり・・・
だから「彫り」をしたい人は、まず自分でタガネを作ることから始めてもらいます。
今日も頑張ってタガネ作りをしている生徒さんがいらっしゃいました。
私もその昔「彫り」を始めた頃、タガネ作りに苦戦しました。
何が難しいかというと、研ぐことです。
どんなに素晴らしい形を作っていても研ぎで振り出しに戻ってしまう汗
辛い日々でした・・・
ちなみにタガネ作りで好きなことは、焼入れ焼き戻し。
何秒くらい油に浸けるの?と聞かれることもありますが
それは・・・ずばり感覚ですひらめき

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