10月の誕生石『ピンクトルマリン』の魅力
こんにちは、ついぶ東京工房です。
今回のブログでは10月の誕生石、美しいカラーバリエーションがあることで知られるトルマリンについてご紹介いたします!
トルマリンの石は、その見た目の美しさだけでなく、神秘的なパワーとあらゆるヒーリング効果で人々を魅了してきた石でもあります。今回はそんなトルマリンについての魅力と特徴について詳しくお話していきたいと思います。
トルマリンの最大の魅力『多彩な色彩』
まずはトルマリンの最も魅力的な点と言えば、その多彩な色彩。
一言でトルマリンといっても、ピンクやグリーン、ブルー、イエロー、レッド、ブラック…など様々な色調があり、その色ごとに持っている意味やパワーも少しづつ異なります。例えば、ついぶでも人気のピンクトルマリンは愛情や情熱の象徴ともいわれており、一方でグリーントルマリンはバランスや健康を表し、疲労回復を促す石と言われています。トルマリンの持つ個々の色調には、それぞれの石が持つ特定のパワーや特徴があります。
歴史は18世紀に遡り…
トルマリンは1892年、カリフォルニアでの採掘をきっかけに、ティファニーの宝石鑑定士、ジョージ・F・クンツにより、グリーントルマリンが発見されました。実は初めてトルマリンが発見されたのは更に歴史を遡り、実は15世紀ごろとなります。スペインの遠征者によってブラジルで採掘されたそうですが、その鮮やかなグリーンから当時は「ブラジルのエメラルド」だと考えられていたそうです。エメラルドの濃厚な深みのあるグリーンカラーと見比べてみると、今でこそ色味の違いが分かるかもしれませんが、当時のヨーロッパの人々が勘違いしてしまうのも納得…。どちらも美しい色彩を持つ人気の天然石ですよね。
強いヒーリング効果を持つ石として
トルマリンは古くから精神的な使命や心の癒しに関連付けられてきました。そのエネルギーは、ネガティブな感情や閉ざされた心を解放し、ポジティブなエネルギーを引き寄せるとされています。また、トルマリンは身体的なパワーも持っており、免疫力を高める助けになったり、ストレスや緊張を緩和する効果があるといわれています。
通称「電気石」と呼ばれることも
加熱すると石自体が帯電する性質を持っていることから、トルマリンには『電気石』という和名がついています。またそんな性質を持つことからか、リラックス効果、疲労回復、体質改善などのヒーリング効果があるマイナスイオンを発生させていると言われています。こうした点からパワーストーンとして人々に長く愛されてきたのかもしれませんね。
ピンクトルマリンを使った指輪のご紹介
トルマリンの石についてのお話は、いかがでしたでしょうか。
ここからはそんな魅力たっぷりのトルマリンを石留めした、お客様が作られた指輪をご紹介していきたいと思います。
こちらは花留めと呼ばれる石の留め方でピンクトルマリンを石留めしたエンゲージリングです。石の周りをぐるりと囲んだミル鏨の模様がお花のように見えることから花留めと呼ばれるこちらの技法。ピンクトルマリンの優しいピンク色の雰囲気とも相性抜群です。
こちらはイエローゴールド(K10)のスリムリングに、爪留めという留め方でそれぞれピンクトルマリン、ガーネットを石留めしたペアリングです。爪留めは埋め込みではなく指輪に台座を溶接してその台座に石留めを施す技法のため、指輪の太さに影響されること無く石を選ぶことが出来ます。また宝石に光をとり込みやすい形状のため、宝石の輝きを最大限に引き立てるデザインなのも爪留めの大きな魅力でもあります。
最後に指輪の内側に石留めを施したマリッジリングを。
ピンクゴールドの優しいカラーリングとピンクトルマリンの美しいピンクの色合いがよく馴染んだ、素敵な指輪ですよね。
さいごに
ついぶで扱うピンクトルマリンの石言葉は、「思いやり」「広い心」「思慮深さ」「愛情」といった、相手を思いやる慈愛に満ちた言葉が多く、自分へのお守りにはもちろん、大切な人へ贈るのにもピッタリな天然石です。
是非ついぶでトルマリンの石を留めた、手作りリングを作ってみませんか?
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