太陽のようなパワーをもつ、8月の誕生石《ペリドット》
こんにちは、ついぶ東京工房です!
今回のブログでは八月の誕生石である《ペリドット》についてお話していきますよ!
【ペリドットとは】
鉱物名「オリビン」
和名「橄欖石(かんらんせき)」
オリビンはラテン語でオリーブを意味していて、橄欖もまたオリーブを意味しています。
(余談ですが、日本ではオリーブを漢字で表したら「橄欖」という字になるのですが、実際オリーブと橄欖は全くことなる植物なんです。というのも、もともと誤訳だったものがそのまま定着してしまったようです)
そんなペリドットの最大の特徴は、オリーブのように美しいグリーンの色合いです! 別名「太陽の石」と呼ばれるように、まるで太陽の光のようなグリーンカラー!その爽やかさは曇った気持ちも吹き飛ばすほどに明るい印象を与えます。 ペリドットは、夜の灯りの下でも美しい緑の輝きを見せることから「夜のエメラルド-evening emerald-」とも呼ばれるのだとか!
なんでそんなに綺麗に輝くのか。
理由の一つは、ペリドットの複屈折率が高いからです。複屈折とは1本の光が空気と宝石の間で屈折する時に2本に分離する現象のことをいいます。
理由のもう一つは、ペリドットの緑色は不純物が原因で発色しているわけでなく自分自身が発色しています。そのため、不純物の影響を受けにくい宝石です。
これらをまとめると、見る角度や光源、明るさなどの条件のへんかがあれど、常に自分の色をしっかりと見せてくれるから!ペリドットは、いつでもどこでも美しい色を見せてくれる素敵な宝石ということですね!!
【ペリドットの歴史と由来】
ペリドットは紀元前1500年頃の古代エジプトで採掘されたことがあるとても歴史ある石。エジプトではまるで太陽の光のように輝いていることから「太陽の石」と呼ばれ、兵士にお守りとして持たせていたとのこと! ローマ帝国時代には神殿に納品されたり、今でもハワイではキラウエア火山の女神「ペレ」の涙とも呼ばれたり。 ペリドットの美しいグリーンカラーは古代から神聖なものとして人々に親しまれていたのです。
【ペリドットと宇宙との関係】
ペリドットが地球以外にも存在するという話を知っていますか?
これまで溶岩や隕石の中、地球深くのマントルでペリドットは発見されています。特に驚いてしまうのが、“隕石の中“というワード。
2005年、スターダストロボット宇宙調査隊が持ち帰ってきた彗星塵から、なんとペリドットが発見されたと報告があるのです。
夜空を見上げて見える星にもペリドットが存在する、そう考えると少しロマンチックな気がしませんか?
【ペリドットのスピリチュアルな意味と効能】
ペリドットは明るくポジティブな効果をたくさん持っています! 石言葉としては「幸福」「希望」など、身につけるだけで前向きにさせてくれそうです。また人間関係を良くしてくれるとも信じられており、良いことづくしですね…! 前述した様に「太陽の石」と呼ばれていることからも、邪気を払う、魔除けとしての効果もあるのだとか。 気分を上げたい、不安でいっぱいな方におすすめです!きっとペリドットの輝きが貴方の味方となって、勇気を与えてくれます!
【ペリドットのお手入れとコーディネート】
宝石を長く綺麗に保つためには、適切なお手入れが必要です。ペリドットはほとんどメンテナンスが必要ない宝石とされていますが、傷つけないように注意し、クリーニングする際には柔らかい布で優しく拭くことが大切です。また、ジュエリーとしてのコーディネートでは、夏らしい明るい色合いのアイテムや軽やかなデザインと相性が良いと思いますよ!
夏の象徴的な宝石であるペリドットは、その鮮やかなグリーンの輝きが目を引きます。古代より人々から愛された歴史や、心身を癒し喜びをもたらすとされるといった意味も、その魅力の一部です。ついぶ東京工房で指輪を作って、夏の明るい日々を彩ってみてはいかがでしょうか。
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