ついぶ東京工房の手作り結婚指輪でできるミルグレイン加工のご紹介

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こんにちは!
ついぶ東京工房です。

ここ最近はこちらのブログにてついぶ東京工房でできるオプション加工をご紹介してきました。
本日はクラシックな印象を与えるミルグレインの加工をご紹介していきます!

ミルグレイン加工のご紹介


 

 

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こちらのオプション加工は昔から結婚指輪や婚約指輪に使われる伝統的な装飾です♪
19世紀のヨーロッパのアンティークジュエリーによくみられる装飾です。
上記のお写真のように指輪の両サイドに入れることが多いですね。
指輪の真ん中や片側のふちにのみ入れることもできますし、それ以外のバリエーションもありますので後ほどご紹介していきます!
伝統的なものですのでクラシカルな雰囲気やアンティークな指輪が好きな方にはとってもおすすめの加工です!

ミルグレインの意味


 

ミルグレインとはラテン語で【千の粒】という意味という言葉です。
【千】には子孫繁栄や長寿、永遠という意味を持つので結婚指輪や婚約指輪にとてもピッタリな縁起の良いオプション加工ですね。
ちなみにミルグレインの【ミル】と有名な洋菓子のミルフィーユの【ミル】は同じ【千】の意味があります♪
ミルフィーユは【千の葉】という意味でこちらもとてもピッタリなお名前ですね!

ミルグレインの作り方


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ついぶ東京工房でのミルグレインの作り方は、なんとあの細かい粒の一粒一粒を手で打って作っています!

詳しくご説明いたしますと、お客様にご制作いただいた指輪にミルを入れるためのガイドラインを掘ります。
その溝に合わせてミルタガネと呼ばれる上記のお写真の右手で持っている道具で一粒一粒打ち込んでいきます。

ミルタガネは先端がおわん型にへこんでいる道具で、日本語ではナナコタガネと呼ばれており、漢字では【魚々子】と書きます。
細かい粒粒が魚の卵の様だからというのが由来の様です。

ヨーロッパのジュエリーに伝統的に使われていると書いたのに、日本語の名前がついてるなんて不思議に思ったかもしれませんが
実は日本でも刀の鍔や柄頭などにもにも似たような装飾が使われておりました。

ヨーロッパと海を隔てた日本で金属工芸品を作る職人さんが同じような装飾の技法を編み出すのは感慨深いですね…

ミルグレインの疑問


 

ミル打ちがしてある指輪はミルの部分がギザギザして痛そう、
ミル打ちの部分に汚れが詰まりそう、
サイズ直しが出来ないのでは…と今からご結婚指輪やご婚約指輪、またはペアリングをご検討の皆様には様々な不安や疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

なのでついぶ東京工房のミルグレインで上記のようなネガティブな要素が実際にあるのかご説明いたします。

まずミルグレインのギザギザについてですが、先程も説明したようにおわん型の道具で打ち込んでおりますのでとても小さい半球が並んでいる状態になります。
確かにミルグレインをしていない指輪に比べると触ってみると多少のざらざらを感じるかもしれません。
ですがあくまでも小さな半球ですのでほとんど指に引っかかることもなく着けれた方もほとんど気にならないとの事でした。

次にミル打ちの部分に汚れが詰まりそうとのことですが、残念ながらこちらに関してはシンプルな形状に比べると多少の汚れのつまり安さはあります…
ハンバーグを作るときなど、汚れそうな料理をする時などは外した方が良いですね、
しかし、この問題に関してはミルグレインの加工のみではなくある程度の形状や加工を行うとどうしても起こることです。
指輪の内側に刻印を入れることもありますが、文字の中に皮脂が詰まってしまうこともあります。
汚れ来たなと思ったら柔らかい歯ブラシ等で汚れを掻き出してあげましょう。それでも取り切れない汚れはご有料にはなりますがクリーニングもお承りしております。
着用していたら傷も入ってきますのでどのような指輪も同じですがキズや汚れが気になりましたらクリーニングにお持ちください!

最後にサイズ直しに関してですが、ついぶ東京工房のミル打ちに関してはサイズ直しが可能です!
一部のブランドさんによってはサイズ直しが出来ず指輪の交換で対応する…といったこともあるのですが
ずっと使っている愛着を持っている指輪の交換は嫌ですよね…
ついぶ東京工房ではしっかりとお客様の指輪をお直しさせていただいております!
サイズ直しで大きくした際は指輪の一部に新しく材料を足して大きくするのですが、新しく足した材料にも可能な限り違和感が無いように慎重にミルグレインを打ち直します。
安心してサイズ直しをお申込み下さい!

ミルグレインの指輪のご紹介


ここからは実際についぶ東京工房でご制作された指輪のご紹介をさせていただきます♪

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こちらの指輪は両サイドにミルグレインを入れて真ん中に石留をしております。
指輪の幅等に制限がありますが石留とミルグレインは組み合わせることが出来ます!
お好きな石や誕生石を入れることも可能です!

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お次はこちらの指輪です。
指輪の真ん中にミルグレインを入れて石留を3石入れて頂きました。
石と石の間にはミルグレインを入れずにスッキリとした印象を与える指輪が出来ました!

ミルグレインは指輪のサイドや真ん中だけにしか入れられないわけではございません。
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こちらの指輪のようにねじり加工をして指輪のセンターに来た部分にミルグレインを入れました。
指輪のサイドからサイドにかけて斜めに入るミルグレインがシャープな印象を与えます!

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またねじり加工をせずに斜めにミルグレインを入れることも可能です!
どちらも素敵な指輪ですので悩んでしまいますね♪

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こちらのお写真の真ん中の指輪のようにミルグレインの粒の大きさのグラデーションもデザインによっては可能です。
右の指輪のように石留めを追加するのも素敵ですね!

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最後はエンゲージリングからです!
ダイヤモンドの周りの石座と呼ばれる部分にミルグレインを施した指輪です。
ミルグレインの粒でダイヤモンドを留めております。

本日はミルグレインについて掘り下げていきましたが今後も様々な加工をご紹介していきますのでお楽しみください。
今日ご紹介した指輪以外にもついぶ東京工房ではいろいろな指輪が作れます!

他にもたくさん指輪をご覧になりたい方は下記のギャラリーページをご覧ください!
ギャラリーページはこちら

また次回も素敵な指輪をいっぱい紹介いたしますね!