こんにちは、ついぶ東京工房です。
婚約指輪、結婚指輪問わず人気のダイヤモンド!
今回はそのダイヤモンドについてご紹介していきます。
ダイヤモンド最大の特徴は、何といってもその硬さにあります。
天然の鉱石の中では一番傷が付きにくいです。
石言葉の『不変』、『変わらぬ愛』等もその硬さ由来ですね。
しかし、世界で一番硬いと思われがちなダイヤモンドですが、実は何をしても壊れない!というわけではないのです。
その理由をお話しします!
・ダイヤモンドの強度
ダイヤモンドの強度は、様々な基準のもと決められています。
・『モース硬度』
こすり合わせたときの傷付きにくさ、摩耗に対する強度、これを『モース硬度』といいます。
モース硬度の数値が高いほど傷が付きにくく、世界一高いのがダイヤモンドです。
ただ、モース硬度が高いから絶対壊れない!ということではなく、あくまで物体同士の擦れに強い、ということです。
ここがダイヤに対しての誤解を生みやすいのかもしれないですね……!
・『靭性』(じんせい)
強くぶつけ合った場合の割れや欠けやすさへの耐性、これが『靭性』(じんせい)です。ダイヤモンドはモース硬度が最も高いですが、靭性ではサファイヤやルビーに劣ります。
ダイヤモンドとサファイヤを擦り合わせたら傷が付くのはサファイヤですが、ダイヤモンドとサファイヤを強い力でぶつけ合った場合傷が付くのはダイヤモンド、ということになります。
・『劈開性』(へきかいせい)
ダイヤモンドは、ほとんどが炭素で構成された鉱石です。単一の元素で構成されているダイヤモンドは、規則正しく元素が並んでいます。
しかし規則的に元素が並んでいると、方向によっては結合の緩い部分があります。それ故に、ダイヤには割れやすい方向、割れにくい方向が存在するのです!
そのため割れやすい方向から力を加えられると、意外と簡単に割れることがあります。
この性質を劈開性(へきかいせい)といいます。
割れやすい、と訊くと悪い印象を持たれるかもしれませんが、この劈開性があるからこそダイヤモンドは綺麗な形にカットすることができるのです!
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いかがでしたでしょうか。
ついぶ東京工房では婚約指輪、結婚指輪、他ペアリングのコースでも、ダイヤモンドを石留めするオプション加工を承っています。
何か気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
皆様のご来店をお待ちしています!