ロウ付けのコツ

 

彫金を始めたばかりの人にとっての最初の難関はやはりロウ付けでしょうか。
ついぶではライターでバーナーに火を点けてもらうのですが、まずタバコを吸わない人にとってライターに火を点けることが壁。
無事火が点いてからは難題だらけ・・・
ガスと酸素の調節、なます時の火力、ロウ付けする時の火力、ロウを置くタイミングと置くこと、何処に火をあてるのか、ロウ付け箇所と火の位置関係等々
説明しだしたらきりがないくらい語ることは多いので、ポイントだけ。
1.ロウ付けする時の火は細く鋭い状態に設定。火力はロウ付けするモノによって色々。経験で学びましょう。
2.ロウはフラックスが溶けたら置く。息を止めると手が震えるので、ロウを置く時は息を吐きながら!
3.ロウに火をあてない。ロウを流したいところの温度を上げる。
4、ロウが溶けたかな?と思ったら、とりあえず火を離す。流れていなかったらもう一度熱すれば良いが、流しすぎた場合はやり直せない!
5.複数回ロウ付けがある場合、フラックスはロウ付けする場所に加え、今までロウ付けした箇所にも必ずつける。
今日のところはこの5点で。
つまるところ、ロウ付けは経験です。
たくさんロウ付けをして感覚を磨くしかないと思います。
ロウ付けがスムーズに出来るときは、自分と火の息がぴったり合っている気がします。
上手くいかない時は、最初から上手くいかない気配が・・・
ロウ付けは思い通りにいき始めると楽しくなってきます。
ロウ付けが苦手な人は、敢えて組み立てる系の作品を作ってたくさんロウ付けを経験するようにしてみましょうひらめき

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