「手作り指輪の費用相場は?デザインや素材での違いを比較!」

 mari300

 
この記事を監修したひと
星野店長似顔絵アイコン

ついぶ東京工房・店長
  • ▶ ついぶ東京工房現店長
  • ▶ 貴金属装身具制作技能士1級
  • ▶ ジュエリーの専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ卒

東京工房工房現店長でついぶ彫金教室のインストラクターもさせていただいております。
学生時代も合わせて15年以上ジュエリー制作に携わっています。
話し方のせいなのかテンション低めだと良く思われますが、
実はおしゃべりで、制作中のお客様との他愛のない会話が好きです。

21
「ふたりだけの、特別な指輪を作ってみたい」
そう思った瞬間から、手作り指輪という選択肢は一気に現実味を帯びてきます。

市販の指輪にはない、世界にひとつだけの特別感。
自分たちで作ったという体験そのものが、ふたりの大切な思い出になる。
そのため最近では、婚約指輪や結婚指輪をはじめ、記念日やペアリングなど、さまざまなシーンで「手作り指輪」を選ぶカップルが増えています。
しかし、そこで出てくるのがこんな疑問。
「手作りって高そう…?それとも安いの?」
「素材やデザインで、金額ってどう変わるんだろう?」
「オプション加工とか追加料金ってどこまでかかるの?」


SNSやネットの口コミを見ても、価格帯はバラバラ。
シンプルなものなら1万円台〜、本格的なものだと10万円以上?といった情報もあり、なかなかピンとこない方も多いんじゃないでしょうか。

そこで今回は、
「手作り指輪って、実際いくらぐらいで作れるの?」
という素朴な疑問にお答えしながら、素材やデザイン、加工内容などによる価格の違いをわかりやすく解説していきます!
〇素材ごとの価格帯の違い
〇デザインや加工の有無による金額の変化 など

手作り指輪を考えている方にとって「知っておいてよかった!」と思えるような内容を詰め込みました。
読み終えた頃には、自分たちにぴったりの指輪のイメージがきっと見えてくるはずです。
まずは、ふたりの“理想の指輪作り”を始める第一歩として、どうぞ最後までご覧ください♪


【 素材による費用の違い 】

Y様結婚指輪1


ついぶ東京工房の手作り指輪は、基本料料金+材料費+加工費=指輪の金額となります。

その中で最も費用に影響を与えるポイントのひとつが、”材料費”です。
指のサイズや指輪自体の幅・形によっても変わりますが、指輪をどの「素材」で作るかによっても費用が異なります。
また、その素材選びによって、見た目、耐久性、重さ、価格、手入れのしやすさまで大きき変化します。

そのためここでは、ついぶ東京工房の手作り指輪で作れる素材ごとの特徴と、それぞれの費用を比較しながらご紹介していきます!

※この記事で紹介する金額は2025年8月現在の内容です
金額は予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。


〈 ペアリングにおすすめ! 〉

シルバー手作りリングサブ画像1

シルバー(SV)

1本あたり 5,500円〜16,000円(+加工費)


【シルバーの特徴】
〇やわらかく加工しやすいため、初心者の方でも扱いやすい
〇比較的安価でコスパが良い
〇使っているうちに黒ずむことがあるが、磨き直せば元通りになる


【おすすめの人】
〇初めて手作り指輪に挑戦するカップル
〇記念日や1年記念など、日常使いのペアリングが欲しい人


手作り指輪の中でも、カップル向けとして特に人気なのがシルバーです。
金属の中でも比較的安価で手に入れやすいので、主にペアリングとして制作される方が多いです。
しかしシルバーは気軽に楽しめる一方、汗や空気中の成分で黒ずみやすいため、こまめなお手入れは必要になるなど、多少の手間があります。

▽ペアリングの詳細はこちら

https://tsuibutokyo.com/craftringtrial


婚約指輪・結婚指輪に定番!  〉

mari131

プラチナ(Pt900 )

材料費目安:1本あたり 約70,000円〜


【特徴】
〇変色やサビに強く、アレルギーも起こしにくい
〇他の金属に比べて重く、しっかりとしたつけ心地
〇シンプルなデザインでも存在感がある

【おすすめな人】
〇長く、ずっと同じ指輪を身につけたい
〇アレルギーに配慮したい
〇特別感や高級感を大切にしたい


婚約指輪・結婚指輪として不動の人気を誇るのがプラチナです。
落ち着いた輝きと重厚感、経年変化が少なく、年月が経っても変わらない美しさが魅力です。
日常的につける方にプラチナの指輪はとてもおすすめです。


111K18 イエローゴールド/ピンクゴールド/ホワイトゴールド(18金)
材料費目安:1本あたり 約90,000円~

 

【特徴】
〇発色が美しく、特にイエローゴールドはクラシックな雰囲気
〇ピンクゴールドはやわらかく可愛らしい印象
〇ホワイトゴールドはプラチナのような落ち着いた色味が魅力
〇変色に強く、お手入れも楽

【向いている人】
〇結婚指輪を長く使いたいカップル
〇素材にも高級感を求めたい

K18は金の含有率が75%の高品質な素材で、ジュエリーの世界では定番中の定番!
強度と美しさのバランスが良く、長く愛用する結婚指輪にもおすすめです。
金が高騰している今、プラチナより高価格な素材ですが、「一生モノ」として選ぶ価値は十分ある素材です。


▽結婚指輪の詳細はこちら

https://tsuibutokyo.com/wedding-ring


 〈 素材選びのポイント 〉

IMG_7474-2


手作り指輪の素材は、その見た目だけでなく、費用、重さ、着け心地、耐久性まで左右する大事な要素です。
素材ごとの特徴と価格を比べた上で、選び方のポイントを大まかにまとめると、


〇価格重視なら…→シルバー
〇耐久性や高級感を重視するなら… → K18、プラチナ
〇色味で遊びたいなら… → ピンクゴールド
〇金属アレルギーが気になるなら…→ プラチナ

そして一番大事なのは、おふたりにとって“似合う素材”を選ぶことです

人によって肌の色との相性や、普段のファッション、手の形などによって「しっくりくる素材」は人様々…。
素材を選ぶときは、「今」だけでなく「これから先」も見据えて、ふたりにとってベストなものを選ぶことが大切です。


【 デザインや加工による費用の違い 】course06-2


手作り指輪を検討するとき、「素材」と並んで費用に大きく影響するのがデザインや加工の内容です。

シンプルな甲丸リング(丸みのある形)から、ミル打ちやテクスチャ加工、ダイヤモンドなどの石留めまで、どんな装飾を施すかで仕上がりの印象も費用もガラリと変わります。

手作り指輪における代表的なデザインや加工方法を例に、それぞれの特徴と費用感をわかりやすく解説します。


シンプルなプレーンリング  〉シルバー ブログ

費用:基本料金+材料費


最もベーシックなのが「プレーンリング」。
指輪の表面に彫りや指輪自体にひねりなどのデザインはなく、なめらかに仕上げられた無加工のデザインです。


1. 丸みのある「甲丸(こうまる)リング」
2. 平らな「平打(ひらうち)リング」
3. 金槌で表面を叩いた「槌目(つちめ)リング」


主にこの3つが指輪のベースとなる形になります。

【こんな人におすすめ】

〇初めての手作り指輪で、なるべく費用を抑えたい
〇飽きのこないシンプルなデザインが好き
〇指輪に手作りならではの味を出したい


無加工でも十分に美しく、素材の質感や着け心地の良さが際立ちます。

加工費がない分コストを大幅に抑えられるので、コストパフォーマンス重視の方に◎
また加工がない場合当日に指輪をお持ちかえりもできるので、そのまま指輪をつけて帰りたい方や、急ぎで指輪が欲しいという方にもおすすめです。
実際に結婚指輪を制作されたお客様で、大安の日に制作をしてそのまま入籍された方もいらっしゃいます!


そんなシンプルで日常的に着用しやすいプレーンリングですが、後々追加で加工を施すことも可能です。
そのため急ぎで制作された方も、結婚周年記念で何かやりたいという方も追加の加工を施すことで、新たな指輪として身に着けることができます。


マット加工 〉マット ブログ

加工費用:無料~3,000円程度


指輪の表面に質感を加えることで、艶がある指輪とはまた違った印象に変化する「マット加工」。
ついぶ東京工房では、
1.ヤスリを使った無料でできる「ヘアライン仕上げ」
2.機械を使ってより強い質感を施す有料の「サンドブラスト加工」
という2種類の方法があります。

【こんな人におすすめ】
〇指になじむ落ち着いた雰囲気を出したい
〇つるつるした質感よりざらつきのある質感が好き


無料のタイプでできるヘアライン仕上げは、自分自身でヤスリを使って表面に傷をつけるので、自分の好きに削る向きを変えながらマットにすることが可能です。
一方有料のサンドブラスト加工は、機械を使用してマットにするため、無料のヘアライン仕上げよりも粗く、よりしっかりとした質感になります。


ミルグレイン加工 〉

mari284

加工費用:7,000円〜13,000円程度


ミルグレインは、指輪の縁に小さな粒のような装飾(ミル)を施す伝統的な技法です。
見た印象としては分かりにくいですが、このミルは職人が一つ一つ手で打って作っていくので、シンプルなデザインでも、職人の技術が込められている加工になります。
特徴として、
1.粒の連なりが美しく、クラシカルな印象
2.指輪の縁取りにアクセントを加えられる
3.指輪の細さを引き立てて、指を美しく見せる効果も
主にアンティークな雰囲気を出したい方に人気なデザインです。

【こんな人におすすめ】
〇シンプルがいいけど何か装飾を入れたい
〇さりげないデザインで上品な見た目にしたい

ミルグレインは両縁、片縁、そして指輪の真ん中に入れることが可能です。
お互いにミルグレインの入れ方を変えても、統一感が出やすい加工になるので、指輪のベースの形が、甲丸リングと平打ちリングでそれぞれ違う形を選んでも、ミルグレインを入れると違和感なくペアの指輪として見せることができます。


手彫り加工 〉mari271

加工費用:5,000円〜22,000円程度

指輪の表面に職人が手で模様や文字を彫ってデザインを加える方法です。
指輪一周に彫りを入れて豪華にしてみたり、半周に彫りを入れハーフにしてみたり…。
また、斜めに彫りを入れたり、ワンポイントでさりげなく彫りを入れることもできます。


ついぶ東京工房の主な彫りのデザイン

1.オリーブ
2.唐草模様
3.箱庭シリーズ(わかまつ・いしだたみ・ろっかく)


「自分の好きな模様を入れたい!」という方も、デザインによりますが、職人がご要望に合わせて手彫りすることも可能です!


【こんな人におすすめ】
〇世界に一つだけのオリジナルデザインにこだわりたい
〇彫金の魅力を活かしたクラフト感ある指輪が欲しい
〇ナチュラルや和風な雰囲気が好み


手彫り加工の注意点は、職人が手彫りしていくので預かり期間が長く、他の加工より費用がかさみやすいです。
そのため、制作前の相談の時点でしっかり工房スタッフと話し合い、見積りをとる必要があります。


石留め加工 〉en50

加工費用:一石あたり3,300円〜+石代(石の留める数により変動)


指輪に小さな宝石を留める加工。
指輪の幅やデザインで可能な留め方や石の大きさが変わります。
石留めの種類
1.グリ留め・皿留め・花留め
2.ねこ留め・さくらねこ留め
3.彫り留め・パヴェ留め


ダイヤモンドが定番なイメージがあるかもしれませんが、誕生石の用意もありますので、好きな石を選んで留めることが出来ます。

【おすすめの使い方】
〇結婚記念日や誕生日などにちなんだ石を留める
〇センターに1石だけ配置してアクセントに
〇指輪の内側に石を入れて、特別感UP


石を沢山留めた分費用もアップしますが、見た目の印象がぐっと華やかになるので、十分価値がある加工だと思います。


刻印 〉IMG_4516

加工費用:無料〜
手書き印字だと8,800円~

指輪の内側または外側への刻印が可能です。
指輪のデザインによって文字数などが限られることがありますが、日付や名前、言葉などを自由に刻印することが出来ます。

印字の種類
1.アナログ機械を使用した無料刻印
2.字体を選べる有料印字
3.イラストや手書き印字
イラストを描きたい場合、第三者の著作物は使用ができないこと、そして指輪の幅によって細かいイラストは潰れやすかったりと、手書き印字には気を付ける点が何項目かあるため、あらかじめ注意が必要です。

【こんな人におすすめ】
〇シンプルに記念日や名前を入れたい
〇字体を変えて指輪の内側までこだわりたい
〇完全にオリジナルの指輪を作りたい

無料刻印ではアルファベットと数字どちらも刻印可能なので、無料刻印でも十分満足感が得られるかと思います。
しかし、アルファベットは大文字しか刻印ができないため、小文字などを使用したい場合は有料印字になります。
有料印字は字体だけでなく、絵文字などのマークもあるので、ちょっしたアクセントとして刻印するのもおすすめです。


デザインの選び方で費用も印象も変わる! 〉mariwax042

指輪の費用は、「素材+デザイン+加工内容」で決まります。
同じ素材でも、どれだけ装飾を加えるかによって1本あたりの価格は大きく変わります。

デザインの選び方次第で指輪の雰囲気はまったく違うものになりますし、制作中の楽しさや思い出にもつながります。
ですが、すべてを詰め込みすぎると価格も膨らんでしまうので、ふたりで優先順位を決めながら、「大切にしたいポイント」だけに加工を加えるのが賢い選び方になるかと思います。


手作りだからこそ、自分たちらしいアレンジができるのが魅力。
こだわりたい部分にはしっかり加工を入れて、他はシンプルにするなど、バランスをとりながら世界にひとつだけの指輪を作ってみてください!


【 「価格」だけでは測れない、“体験”の価値 】13


「手作り指輪って、どれくらいの費用がかかるの?」という疑問にお応えするため、この記事では素材・デザイン・加工ごとに異なる費用の目安や傾向をご紹介してきました。
改めてポイントをおさらいすると…

〈 素材による違い 〉
〇シルバー:比較的リーズナブル。体験としても人気。
〇プラチナ:高級感があり結婚指輪に人気。
〇ゴールド(K18):色味のバリエーションが豊富。

〈 デザイン・加工による違い〉
〇シンプルなデザインなら数万円で制作可能。
〇刻印やテクスチャー加工などは追加料金がかかる場合も。
〇石留めやミル打ちなどを加えると、加工費用がプラスに。


手作り指輪の魅力は、「ただモノを作る」ことではなく、ふたりで過ごす時間そのものをカタチに残せるところにあります。

どんな素材にするか。どんな形にしたいか。
一緒に悩んで、決めて、笑って、少し真剣になって。
その一つひとつの工程が、かけがえのない思い出になります。

もちろん、費用は大切なポイントです。
しかし、「自分たちの想いをこめた指輪を、自分たちの手でつくった」という体験は、
金額以上の価値を感じられるものです。


“世界にひとつだけの指輪”をつくる第一歩。
もし今、ふたりだけの特別な指輪を考えているあなたにとって、
大切なスタートになるきっかけにますように。

 


ついぶ東京工房
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-6-11 ヴィラ・ハセ 3F
TEL: 03-3407-7397
URL:https://tsuibutokyo.com/
ACCESS:  JR山手線原宿駅表参道口から徒歩5分
東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅4番出口より徒歩2分
東京メトロ半蔵門線・銀座線・千代田線表参道駅から徒歩10分

2025年08月22日 カテゴリー: