「さくらねこ留め」寄付のご報告とついぶ東京工房での素敵な指輪のご紹介

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ついぶ東京工房・店長
  • ▶ ついぶ東京工房現店長
  • ▶ 貴金属装身具制作技能士1級
  • ▶ ジュエリーの専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ卒

東京工房工房現店長でついぶ彫金教室のインストラクターもさせていただいております。
学生時代も合わせて15年以上ジュエリー制作に携わっています。
話し方のせいなのかテンション低めだと良く思われますが、
実はおしゃべりで、制作中のお客様との他愛のない会話が好きです。

みなさん、こんにちは。ついぶ東京工房です。

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いつもブログをご覧いただき、そして工房へ足を運んでくださるお客様、本当にありがとうございます。

今日は、私たちが取り組んでいる「さくらねこ留め」のチャリティ企画について、少しおさらいをしながら、みなさまに大切なご報告をさせていただきます。

「さくらねこ」とは?

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まずは改めて、「さくらねこ」について簡単に振り返りたいと思います。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、毎年3月22日は「さくらねこの日」とされています。耳の先が桜の花びらのようにカットされた「さくらねこ」は、避妊去勢手術を受けて地域で暮らす猫のしるし。野良猫や地域猫が不幸な繁殖を繰り返さず、地域の人々と共生できるようにという願いが込められています。

私たちついぶ工房は、「指輪作りをきっかけに、少しでも社会や動物たちのためになることができれば」という思いから、「あるオプション加工」の費用の一部を「公益社団法人どうぶつ基金」さんへの寄付するという取り組み今年の「さくらねこの日」でもある2025年3月22日を始めました。

2025年3月22日~6月30日のご報告

さて今回の本題ですが、2025年3月22日から6月30日までの期間にお客様からお預かりした寄付金総額30,000円を、このたび正式に「どうぶつ基金」さんへお渡しいたしました。

この期間にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
結婚指輪や記念日のペアリングを作りに来られたお客様、体験を楽しんでくださったお客様、皆さまの「やさしい気持ち」の積み重ねが、こうして大きな力になりました。

ついぶ東京工房からの感謝の気持ち

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私たちは日々、お客様が指輪を作っていく姿をそばで見守っています。
初めて金属を叩くときの少し緊張した表情、思い通りに形が仕上がってきたときの笑顔、完成したリングを見て「すごい!自分で作ったなんて信じられない」と感動される瞬間…。

そうした喜びの一場面が、猫ちゃんたちを守ることにつながっているんです。

この活動を通して改めて感じるのは、「ひとりの思いは小さくても、集まれば確かな力になる」ということです。
お客様が指輪作りに込めてくださった愛情ややさしさは、私たちの工房を経由して猫ちゃんたちの未来へとつながっていきます。

今回も無事に寄付をお渡しできたことをご報告できるのは、まさにお客様のおかげです。心より感謝申し上げます。

これからについて

もちろん、この取り組みは一度きりではなく、これからも継続していきたいと考えています。
「手作りの指輪」という世界に一つだけのものが、さらに「誰かを幸せにする」ものになる。そんなやさしい循環をもっと広げていきたいです。

そして、もしこの活動をきっかけに「寄付や保護活動に少し興味を持った」という方がいらっしゃったら、それだけで十分うれしいです。行動の大小に関係なく、“思いを持つこと”が社会を少しずつ変えていくのだと思います。
寄付という形で社会に還元できるのは、指輪を作りに来てくださった皆さまのおかげです。
本当にありがとうございました!

より詳しい内容や寄付にあたりどうぶつ基金さんに訪問させていただいた様子などは京都にあるついぶ京都工房のブログに書いてありますのでよろしければこちらもご覧ください。
「さくらねこ留め」寄付のご報告


ついぶ工房で生まれた「ねこ留め」

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本店のついぶ京都工房には、ねこ店長のミーちゃんが指輪作りに来てくださるお客様かげから見守っております。

そのような環境だからか「猫が大好きなんです!」というお話を本当によくいただきます。
そんな会話の中から自然に生まれたのが、上記で「あるオプション加工」と表記させていただいた「さくらねこ留め」の元になった猫をモチーフにしたついぶ工房のオリジナルデザイン「ねこ留め」です。

「自分の大切な猫ちゃんを指輪に重ねたい」
「一緒に過ごした時間を、形として身につけたい」
そんな思いを形にするのが、このデザインの大きな魅力です。

「ねこ留め」と「さくらねこ留め」とは?

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「ねこ留め」とは、石留めの爪を猫の耳のような形に仕立てたデザインのこと。
そして耳先がちょこんと桜の花びら型にカットされているのが「さくらねこ留め」です。

「さくらねこ留め」の耳カットは左右どちらかお選びいただけますので
お客様が飼われている猫ちゃんとお揃いに出来ますよ。

宝石の色に込められた思い

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お客様の中には「猫の瞳の色をイメージして石を選びたい」と言ってくださる方も多いです。
例えば、透き通るようなグリーンが美しいペリドットを選ばれた方は、「うちの子の目の色がまさにこの色なんです!」と嬉しそうに話してくださいました。
また、サファイアの深いブルーや、シトリンの黄金色も人気で、「宝石を見ていたら自然と猫の顔が浮かんだ」という方もいらっしゃいました。

誕生石を取り入れるケースもあります。猫ちゃんの誕生石をあしらって「家族の一員である猫ちゃんと自分たちを一緒に表したい」と思いを込める方も。ひとつの石に物語が重なり合う瞬間は、私たちスタッフにとっても胸が温かくなる場面です。

お客様との楽しいひととき

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制作の時間は、指輪作りそのものはもちろんですが「猫ちゃんのお話を伺う時間」も、私たちにとって大切なひとときです。
「普段はツンデレなのに、夜だけ布団に入ってくるんです」
「小さな声で“ごはん”って鳴くのがかわいくて…」
「引っ越してもすぐに新しい場所に馴染んでしまって、意外とたくましいんですよ」

そんなエピソードを楽しそうに話してくださるお客様の姿を見ると、「猫と暮らす日常って本当に温かいんだなぁ」と感じます。

猫の話題になると自然と笑顔があふれて、指輪づくりの緊張もほぐれていく。そういう空気感も「さくらねこ留め」や「ねこ留め」を始めたことを通して感じることが出来たの魅力のひとつだと思います。

「さくらねこ留め」や「ねこ留め」は、ただのデザインではなく、お客様と猫ちゃんとの思い出や愛情をそのまま形にしたような特別なもの。
世界にひとつしかないオーダーリングに、さらに“家族の記憶”を重ねられる。だからこそ、完成した瞬間の感動がより深いものになるのだと思います。

そしてそのデザインを選んでいただくことで、寄付活動や「さくらねこの日」といった取り組みにもつながっていく…。指輪を通して幸せの輪が広がっていくことが、私たちスタッフにとって一番の喜びです。

指輪の中に想いを込めて ― 手書き印字のご紹介

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ついぶ東京工房では「お客様の手作り指輪」を大切にしています。
その中でも、完成した指輪の内側に手書きの印字を入れるサービスは、お客様から特に人気があります。

上記の「ねこ留め」と「さくらねこ留め」も猫ちゃんを飼っているお客様には人気ですが
「大切な家族(猫や犬)の存在を込めたい」とイラストを描いて手づくりリングの内側に入れるお客様もいらっしゃいます。

もちろん猫ちゃん、わんちゃんを飼っていないお客様も

「ふたりだけの秘密を残したい」や「記念日を忘れないように(笑)」などなど

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そんな思いを、小さなスペースにぎゅっと詰め込む。
それだけで指輪は“ただのアクセサリー”から“物語を持つ宝物”に変わります。


手書き印字とは?

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通常の結婚指輪やペアリングには、日付やイニシャルを刻印することが多いですが、東京工房ではそれをお客様の手書き文字で再現することができます。

紙に書いていただいた文字やイラストをそのまま印字するので、フォントにはない温かみや個性がそのまま残るんです。
少し丸みのある文字や、ちょっと不揃いな線。そうした“らしさ”が愛おしく感じられるのも、このサービスならではの魅力です。


ペットをモチーフにした印字例

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最近は「ペットのモチーフを入れたい」というリクエストがとても増えています。
実際にあった例をご紹介しますね。

  • ねこのイラスト
     お客様が描いたシンプルなねこの横顔シルエットを印字した事例。飼っている猫ちゃんの特徴をしっかりとらえていて、「これを見るたび一緒にいる気持ちになれる」と喜ばれました。

  • 名前を手書きで
     「Momo」「Kuro」など猫や犬のお名前を、お客様ご自身の字でそのまま印字した事例。家族の一員であるペットの存在を大切に感じている気持ちが伝わり、完成した瞬間に「これが一番の宝物です」と感激されたのが印象的でした。


世界にひとつだけの“秘密の物語”

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指輪の外側からは見えない場所に、大切な存在を込める。
それが手書き印字の一番の魅力です。

普段は誰にも気づかれないけれど、自分がふと指輪を外したときに目に入る小さなイラストや名前。
それを見た瞬間に、ふわっと心が温かくなる。
「ちょっとケンカしたな」という時でも、結婚指輪の内側に並んだ猫のイラストを見て「仲直りしよう」と思える。

そんな“支えになる存在”として、手書き印字が選ばれているのだと思います。


制作の流れ

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手書き印字は、とてもシンプルな流れで実現できます。

  1. 当店が用意した用紙に描いていただく

  2. それをスキャンしてデータ化

  3. 指輪のサイズに合わせて縮小・配置

  4. レーザー刻印で指輪の内側に再現

描いた絵がそのまま印字されます、ラフなイラストでもOKです。
むしろ“ラフさ”が味になることも多いんです。

「絵が下手だから恥ずかしい」とおっしゃる方もいますが、実際に完成してみると「この不器用な感じが逆に良い!」と、とても喜んでくださいます。


お客様の声

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実際に手書き印字をされた方から、こんな感想をいただいています。

  • 「指輪の内側に猫の顔を入れました。仕事中は指輪を外していますが、その度に見るとほっとします」

  • 「子どもが描いた絵を印字しました。大きくなっても、ずっと残る宝物になると思います」

どのエピソードも、指輪を超えた“心のよりどころ”になっているのを実感します。


まとめに

「世界にひとつの指輪」をさらに特別なものにする手書き印字。
そこには、愛する人や大切なペットへの想いがぎゅっと込められています。

ついぶ東京工房では、「ただかわいい」「ただ記念になる」だけでなく、
その人にとって本当に意味のある刻印を一緒に考えて形にしています。

指輪の内側に、小さな物語を忍ばせる。
それはまるで、毎日をそっと応援してくれるお守りのような存在です。

「世界にひとつ」だからこそ、完成したときの喜びもひとしお。
これからも、たくさんのお客様と一緒に特別な想いを形にしていけたらと思います。


あらためて感謝を込めて

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今回の「さくらねこ留め」を通したどうぶつ基金さんへの寄付のご報告をするにあたり、まずは何よりもお伝えしたいのが 「皆さまへの感謝の気持ち」 です。

東京工房で「さくらねこ留め」を選んでくださったお客様ひとりひとりの温かいお気持ちが集まって、どうぶつ基金さんへの寄付が実現しました。工房スタッフ一同、心から嬉しく、そして誇らしく思っています。

「さくらねこ留め」自体は、指輪のデザインに添える小さなオプションです。見た目にはほんの小さなモチーフで、制作時間も数分で仕上げられるもの。けれどその小さなオプションを通して「TNR活動(さくらねこ活動)」へ寄付ができ、結果として多くの猫たちの未来を支えることにつながっています。

言ってみれば、指輪に込めたお客様の想いが、猫たちへそっとバトンを渡しているようなもの。
「指輪をつくる → さくらねこ留めを選ぶ → 寄付になる → 猫たちを守る活動に使われる」
この小さな循環は、とてもやさしくてあたたかい流れだと思いませんか?

私たちも、工房でお客様とお話しする中で「猫を飼っているんです」「うちの子はさくらねこで…」といったエピソードをお聞きするたびに、寄付の意味を改めて実感します。
単に“デザインの選択肢”ではなく、そこには人と猫をつなぐやさしい物語があるのです。

もちろん、私たちの活動はまだまだ小さな一歩です。ですが、その一歩が積み重なることで確実に社会を動かしていけると信じています。だからこそ、今後もこの「さくらねこ留め」の取り組みを続けていきたい。そして、もっと多くの方に知っていただき、広げていけたらと思っています。


おわりに

 

今回も無事に寄付のご報告ができたこと、本当に嬉しく思います。
そして、この活動は「お客様と一緒に作り上げているもの」だと改めて感じました。

次回の寄付報告も、また楽しみにしていただければ幸いです。どれくらいの寄付ができたのか、そしてそれが猫たちにどんな未来をもたらすのか――そんなことを一緒に分かち合えるのが、私たちの喜びでもあります。

「さくらねこ留めってどんなデザイン?」
「猫をモチーフにした指輪が気になる!」
「うちの子の誕生石を入れてみたい」

そんな小さな興味からでも大丈夫です。どうぞお気軽に、東京工房のスタッフに声をかけてください。デザインのこと、宝石のこと、猫のこと…何でもお話ししながら一緒に考えていければと思っています。

指輪は、一生を共にする大切な存在。そこに“やさしさの循環”を込めることで、ただのジュエリーを超えた特別な意味を持つようになります。

これからも「人と猫とが共にやさしく生きる社会」のために、東京工房はできることを少しずつ積み重ねていきます。
そして、その歩みを一緒に進んでくださる皆さまに、心からの感謝を込めて。

次回もまた、皆さまとあたたかなご報告ができますように。
どうぞ楽しみにお待ちくださいね。

2026年01月23日 カテゴリー: