今回ご紹介するのは、ホワイトゴールドで作る手作り婚約指輪です！

一見、プラチナと見間違える素材ですが、ほんのり黄色味がある落ち着いた印象のゴールドです。

それでは早速、進めていきましょう(*^^*)！

こちらが今回選んでいただいたホワイトゴールドです。

甲丸型の2.5㎜幅になります。

まずは材料を熱していきます。

ゴールドの中でも熱に強いのがホワイトゴールドの特徴です。真っ赤になっても溶けませんのでご安心ください。

ついぶ東京工房ではホワイトゴールド以外にイエローゴールド、ピンクゴールドの3種類のゴールドをご用意してます。

全て18金のゴールドです。よく”18金”と聞くかと思いますが、『18金ってなに？？』と思いませんか。

実はゴールドの純度を表してるものなんです！24分率で計算され、18金＝75％が金の含有量となります。残りの25％に様々の金属を配合することにより、強度や色味を変えることができます！

詳しくはついぶ東京工房のブログページにアップしてますので、興味がある方は是非見てくださいねぇ～(*^^*)！

→『ついぶ東京工房で制作できる結婚指輪の素材について』

先程の熱する作業を焼きなましと言います。焼きなましを終えた材料は柔らかく変化します。

柔らかくなった材料を次は曲げていきます！ペンチの様な工具を使って、端から徐々に曲げていきましょう。

曲げ終わりの形はこんな感じ。

『丸くない・・・？？』

なんだか心配になるかもしれませんがこれが正解です！綺麗な丸を作るのではなく、材料の端と端と隙間なく合わせることが、この工程の重要なところなんです！

おにぎりのような形が可愛らしいですね(*^^*)！

隙間なく合わされば、溶接を行います。再びガスバーナーを使って、合わさった部分をくっ付けていきます。

溶接が完了すれば、成形作業へ。

おにぎり型を綺麗な丸へと整えていきます。

芯金と言う、鉄の棒に指輪をはめ込み、歪な部分を木槌でコンコンと叩いていきます。

この作業は形を整える以外に金属に強度を与えている作業でもあります。叩くことにより、金属がどんどんと硬くなっていくんです。強度がある指輪にするためにはとても大切な作業のひとつです！

コンコン♪コンコン♪

素敵な音が工房内に響いてます(*^^*)！

デニムエプロンで作業する姿は、職人感が溢れてますね！

素敵なお写真ありがとうございます！

次の工程はヤスリを使って、甲丸型の形を整えます。

男性様の大きな手で、お相手様の小さな号数の指輪を作るのは非常に大変なんです・・・。

どんどん指先に疲れがきますが、頑張ってください！

形が整った後は、指輪の表面や内側にしっかりと磨きを入れていきます。

最後は液状の研磨材で艶出しすれば完成です。

お疲れ様です！ピカピカに輝くホワイトゴールドの指輪ができました(*^^*)！

完成した指輪には職人がダイヤモンドをお留め致しました。

また指輪の内側にはお二人のお名前を。

想いが詰まった手作り婚約指輪で素敵なサプライズになりそうですね(*^^*)

ご来店ありがとうございました。