今回お客様が作られた指輪は、キラキラした模様が特徴の槌目のデザイン。

同じゴールドの素材でも旦那様はホワイトゴールド、奥様はピンクゴールドの素材を選んでご制作されました。

ホワイトゴールドとピンクゴールドは、同じゴールド素材でも見た目が全く異なります。ホワイトゴールドはやや黄みがかったシャンパンゴールドカラー、ピンクゴールドは温かみ感じるウォームカラーが特徴です。

どちらも肌馴染みの良い優しい色味ですよね(*^^*)ちなみについぶでご用意しているピンクゴールド素材は、通常よりも銅の割合を多くしていることにより暖色よりのピンク色が際立つお色味になってます◎

どちらも人気のゴールド素材ですので、気になる方は是非店頭でサンプル等もご覧になってくださいね(*^^*)

それでは実際にお二人が作業されているところを、ご紹介していきます！

用意したばかりのお二人の指輪の材料をもって一枚記念撮影♪マスク越しでもお二人の楽しそうな表情が伝わってきます(*^^*)

指輪作りのスタートは一本の棒の状態から。ヤットコというペンチのような道具を使って、真っ直ぐな棒の状態から緩やかな輪っかの形を目指していきます！

どんどん曲げたり叩いたり…と形が変わってしまうので、各作業ごとにしっかり写真に残しておくのがおすすめです♪

端と端をくっ付けた指輪を、今度はガスバーナーを使って溶接していきます。

写真の指輪は真ん丸というよりはアルファベットのDのような形なので、よくご不安になられる方も多いのですが、、ご安心ください♪この後しっかりと叩いて丸くする作業がありますよ！

お二人の真剣な表情をパシャリ＊火を使う作業はちょっとドキドキしますね(*^^*)

溶接が終わった指輪を、いよいよ叩いて綺麗に丸くしていく作業です！

この作業はただ形を整えるだけでなく、金属に強度を与えていく作業でもあります。叩くことにより、金属の組織がしまりどんどんと硬くなっていくんです。しっかりと強度がある指輪にするためにもしっかり叩いていただきます。

そしてこの作業が終わると、、かなり指輪らしいシルエットに変わっていきます♪

槌目の指輪は形を真ん丸に成形した後、一旦指輪の表面を磨いて綺麗にしてあげてから模様を付けていきます。模様付けをしてからだと指輪の表面を磨くことが出来なくなってしまうので、事前のヤスリがけがとても大事になってきますよ。

どんどん指輪がキレイになっていくのを見ると嬉しくなりますよね(*^^*)

指輪の表面を整えたら、次はいよいよ模様付けです◎

木槌から金槌に変えて、トントンカンカンと打ち込みをしていただきます。叩く人の力加減などによって模様の出方は全く変わってきます。お二人だけのオリジナルの模様を付けていって下さいね。

またこの作業にはサイズ出しも含まれていまして、模様を打ち込むとサイズが大きくなっていく…という仕組みです。しかし、逆に言ってしまうとこの作業、叩きすぎると指輪が大きくなりすぎてしまうので要注意です…！！

指輪をしっかり叩きながら模様の出方とサイズを確認して、ピッタリのサイズの指輪を目指していきましょう♪

サイズをその場で合わせられるのは手作りならでは。お二人共サイズ合わせと模様付けはいかがでしたでしょうか(*^^*)？？

サイズ調整と模様付けが出来ましたら、最後は内側を磨いて仕上げの作業です。

指輪の内側は紙やすりなどを使い、すべすべになるまで丁寧に磨いていただきます。指輪をつけてしまえば見えない部分になってしまいますが、指に直に触れる部分のためこの作業の出来によって指輪着け心地が大きく左右されるので、ここも実はとっても大事な作業です！

入念に内側を磨いてもらったら、最後はクリームタイプの研磨剤を使って艶出しをします。

おふたつとも、とってもきれいに艶が出ています＊打ち込んだ模様も艶出しをしてあげると、面が反射してよりキラキラ輝いているのがよくわかります(*^^*)

スマホのライトを駆使しながら、バッチリのライティングで指輪を撮影していただきました♪

出来立てほやほやのご結婚指輪をカメラでもパシャリ☆ありがとうございます(*^^*)！！

素材や模様にこだわった、素敵な手作り結婚指輪が完成です＊長い時間の作業、大変お疲れ様でした！

最後にお二人に作って頂いた指輪をお預りして、後日スタッフが筆記体での刻印とダイヤモンドを石留いたしました。

この度はご来店誠にありがとうございました。想いを込めた手作り結婚指輪とともに、どうぞ末永くお幸せに。