お客様の声

婚約指輪

2024年01月29日

永遠を誓って。イエローゴールドの手作り婚約指輪

S・K様

お客様の声

とても丁寧に説明してもらい、素晴らしい指輪が出来ました。ありがとうございました。
S・K様

制作風景

シンプルリングコースで婚約指輪をご制作されたお客様の制作風景をご紹介いたします。

ついぶ東京工房では、ご結婚指輪やペアリングは勿論、ご婚約指輪も自分の手で一から手作りしていただくことが出来ます。大切な人へ日頃の感謝を伝えたり、人生の節目ともなるプロポーズをするにあたり、手作りの指輪をプレゼントされるのも素敵なのではないでしょうか。

サプライズがお好きなお客様、今回は婚約指輪を手作りしてサプライズプレゼントをすることにしたんだそう。お相手様の喜ぶ表情を思い浮かべながら、一つ一つの工程を丁寧に重ねて婚約指輪をお作りいただきました。

一本の棒から指輪づくりがスタート!


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まずは指輪の材料を手に持って、スタートの記念に一枚パシャリ♪

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今回お選びいただいたのはイエローゴールドの素材ですが、スタートはこのように真っ黒な棒の状態でお渡しいたします。最初は皆様「本当にイエローゴールドですか…?」と心配そうにされますが、ご安心ください。表面に酸化膜(さんかまく)と呼ばれるうすい膜を張っているだけなので、磨いていくことでしっかりと綺麗なゴールドの色味が現われますよ。

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イエローゴールドは、温めすぎると溶けてしまうこともあるとても繊細な素材です。スタッフの指示をしっかりと聞いて、材料の色味の変化を見逃すことなく作業されていましたね。

 

鍛造技法ならでは。材料を曲げる工程へ


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ガスバーナーで材料を柔らかく加工した後は、「ヤットコ」と呼ばれる道具を使って材料を曲げていく作業へ入ります。

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イエローゴールドの材料は比較的硬さもありますので、思い通りに曲げるのは至難の業。特に棒の端と端を合わせるのに苦労されていらっしゃいましたが、最後まで妥協することなく頑張って作業される姿がとても印象的でした。

 

バーナーで輪の継ぎ目を溶接していきます


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再びガスバーナーを手に持って、今度は溶接作業に取り掛かります。先程同様、温め過ぎないように慎重に様子を見ながら輪っかの端と端をくっつけて頂きました。

 

目指すのは真ん丸の指輪の形


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溶接をしたばかりの指輪の状態は、まだまだ歪でおまんじゅうのような形をしています。ここからはハンマーを使って綺麗な指輪らしいシルエットへ整えていきます。

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棒を下からのぞき込んで、隙間が無いかチェック。真剣に指輪を確認するその姿はまさに職人さながらですね!隙間が無くなるまでしっかりと叩いていくと…

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ご覧ください。このように綺麗な丸の形になりました。

 

甲丸の形を作っていきます


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指輪のサイズが整った所で、次は指輪のデザインをつくっていきます。今回お客様が選ばれたのは優しい丸みが特徴の甲丸の形ですので、丸い形を作るためにアール状のヤスリを使って指輪の形を整えて頂きました。

 

後半は磨き作業の連続


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大まかな形が出来てきたら、後半はひたすら磨きの作業を行っていただきます。

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指輪の外側だけでなく、内側にも紙やすりを使ってゴシゴシと磨いていきます。

 

完成まであと少し


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仕上げには研磨剤を使って指輪をゴシゴシ拭いていただきます。コットンの隙間からも、キラリとイエローゴールドの地金の輝きが見えますね・・!

 

ご制作、大変お疲れ様でした!


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長い時間に渡るご制作、大変お疲れ様でした!思いのこもった素敵な甲丸の指輪が完成いたしましたね。

 

ここからはお預かりして、職人がダイヤモンドのセッティングと指輪をダイヤモンドに向かってシェイプさせる加工を施しました。

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六本爪でダイヤモンドを留めたご婚約指輪はイエローゴールドの優しく温かみのあるカラーリングと相まって、まるでひまわりを彷彿とさせるような可愛らしい雰囲気を持ったリングになりましたね。

相手のイメージに合わせて爪の留め方や素材を決め、シンプルなデザインでまとめつつもお相手様にピッタリの世界で一つだけの手作り婚約指輪を完成させていただきました!

指輪に込めた思いが、お相手様へ届きますように。この度はご来店ありがとうございました。

 

お作りになられた指輪