お客様の声

結婚指輪

2023年05月10日

個性が光る、甲丸槌目の手作り結婚指輪

H・N様   T・M様

お客様の声

相手の分を自分で作れて、作る過程も楽しかった。普段使えない道具もあり、貴重な体験と思い出になりました!
H・N様
なかなかできない体験をすることが出来て、楽しかったです。ついぶさんで結婚指輪を作ることが出来て良かったです!
T・M様

制作風景

世界に一つだけの、甲丸槌目の結婚指輪


今回ご紹介するのは、槌目の模様を打ち込んだご結婚指輪をご制作いただいたお二人です。

元々手作りすることがお好きなお二人。自分たちで模様を打ち込む槌目のデザインはものづくり好きなお二人にピッタリのデザインだったと思います。

 

そんなお二人の体験風景を、ご紹介していきましょう。

 

 

材料を手にもってハイ、チーズ!


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指輪作りの始まりは、まず一本の棒から。材料をお互いに手にもって記念に一枚まずはお写真を撮らせていただきました◎

今回はお互いの指輪を作りあっていくことに。長さによって完成の号数も変わってきますので、すでによく見比べてみるとお二人の棒の長さも異なります。

お二人でその長さの違いをチェックしながら体験がスタートいたしました。

 

 

ガスバーナーを使った本格的な作業を


 

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まずお二人に体験していただくのは「焼きなまし」という材料に高温の火を当て、材料自体を柔らかく加工していく作業です。

一見材料が溶けてしまうようなこの作業ですが、、お二人が今回選んだプラチナの素材は融点がとても高く、ガスバーナーの火では溶けませんのでご安心ください!

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真っ赤になっているプラチナの材料。金属がこんなに真っ赤になっているところも普段中々見ることはないと思います。お二人とも材料の色味の変化にとても興味津々でしたね!

 

輪っかの形を目指して曲げていきます!


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材料に火を当てて柔らかくなったら、ヤットコというペンチのような道具を使って今度は材料を大まかに丸い形へ曲げていきます。

焼きなましをして柔らかくなっているとはいえ、金属の棒ですのでそれなりに硬さもしっかりあります。初めての作業に苦戦しながらも、お二人とも一生懸命作業されていましたね。

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おまんじゅうのような楕円形ですが、これでばっちりです。

ここでは丸の形よりも、棒の端っこ同士がしっかり合わさっているかどうかがより重要になってきます。続いてはこの端っこ部分を溶接していきます!

 

 

溶接工程が見られるのも手作りならでは


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先程と同じようにガスバーナーを使って指輪を熱し、材料の隙間にはロウ材と呼ばれる金属の接着剤のようなものを置いて流し込んでいきます。

よーく見ているとロウ材が隙間にキラリと流れ込んでいく瞬間が見えますよ!こういった溶接作業を間近で見ることが出来るのも手作り体験ならではなのではないでしょうか?

 

 

綺麗な真ん丸の形を目指して!


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しっかり溶接ができたところで、今度はハンマーを使って綺麗な真円を目指します。

カーン、カーン…と、工房内にはお二人の叩く軽快な音が鳴り響きます♬

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旦那様の職人さながらのお姿に、奥様も思わずカメラをパシャリ!楽しそうな会話とお二人の笑顔に、こちらまで思わずほっこりしてしまいました、、お二人ともありがとうございました(*^^*)

 

 

おふたりの頑張りが指輪の輝きに


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指輪を丸く整えた後は表面をヤスリでしっかり磨いていきます。

ヤスリがけは一見地味な作業ではありますが、やればやるほどに金属が美しく磨かれて仕上がりにも大きく差が出てくる、とっても大切な所。

おふたりとも手を真っ黒にしながら最後まで丁寧に磨かれていましたね。作業の頑張りがお二人の指先にもよく表れています!

 

 

本日のメイン♬いよいよ模様付けです!


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綺麗に磨かれた指輪の表面に、いよいよ模様を入れていきます。

実は模様を入れていくのと同時に、この作業でお二人の指輪のサイズに合わせていく役割も担っています。模様付けに熱中しすぎてしまうといつの間にかサイズアウトしていた、なんてことも…!

こまめにサイズをチェックしながら、お二人だけのオリジナルの模様をいれていきましょう。

 

 

完成まであと少し


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模様付けが終わったら、内側を滑らかにする処理やヤスリがけの工程を行い、最後は仕上げの作業へと。

研磨剤を指輪へと塗り込んで、しっかり乾拭きしていくと…

ピカっと輝く指輪がコットンの隙間から見えてきました。完成まで、あと少しです!

 

 

ご制作お疲れ様でした!


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ついにお二人の指輪が完成いたしました!

出来立ての指輪とともに記念撮影を♬お二人とも、長い時間にわたるご制作でしたが最後までお疲れ様でした。

 

お互いのために心を込めて作りあったご結婚指輪が、お二人にとってかけがえのない一つとなることを祈っております。

この度はご来店いただきありがとうございました。

お作りになられた指輪