お客様の声

結婚指輪

2021年07月24日

シルバーとプラチナで手作り結婚指輪

S・S様   S・J様

お客様の声

最初は結婚指輪にあまり興味がありませんでしたが、作っていくとどんどん楽しくなっていきました!またスタッフの方が親切丁寧に教えてくれて、良かったです。これから大切に使っていきたいと思います。ありがとうございました!
S・S様
制作前にメール相談も快く聞いて下さり、安心して来店することが出来ました!とても楽しく制作ができ、大満足です!ありがとうございました!
S・J様

制作風景

今回ご紹介のお二人は事前にメールでの打合せを行ってから、ご来店いただきました。

お二人のご要望は”プラチナ素材とシルバー素材で結婚指輪を作りたい!!”

ついぶ東京ではご結婚指輪をご制作のお客様にはプラチナやゴールドをおススメしております。ご要望によってはシルバー素材でもご制作いただけますので、お気軽にお尋ねください(*^^*)

それでは、手作り結婚指輪のスタートです!

手作り結婚指輪S様1

こちらがプラチナ素材とシルバー素材になります。

どちらがプラチナかシルバーかわかりますか??

正解は上がシルバー、下がプラチナです。同じような銀色ですが、比べるとシルバーの方が白さがある銀色になります。

見た目は非常に似ておりますが、持っていただくと違いははっきりとわかります!

持ち比べていただくと、プラチナの方が重く感じるはずです。二つの素材は比重が異なります。同じ形や幅、サイズで作った場合、重さはシルバーの2倍重くなるのでプラチナです。

そんな重さの違いもお二人には感じていただきました(*^^*)

手作り結婚指輪S様2

制作を始める前にパシャリ!マスク越しでも笑顔がわかりますね(*^^*)!これから楽しい作業が沢山ありますので、早速作業を進めていきましょう!

手作り結婚指輪S様3

まずは焼きなまし作業から。

材料をガスバーナーで熱していきます。画像はプラチナ素材を焼きなまししているところです。

プラチナは熱に強く、この炎では溶けることはありません。真っ赤になった状態は1,000℃近くにまで達しています!作業中は顔のあたりもほのかに暖かく感じますよ!

シルバー素材で同じように熱してしまうと・・・、ドロドロに溶けてしまいます。シルバーの融点は約960℃。ほんのりピンク色になるくらいが取り出す目安になります。

熱した材料は水に入れ、急冷させます。そうすると柔らかく変化していきます。これも金属の特性の面白いところですね!

手作り結婚指輪S様4

それでは柔らかくなった材料を曲げていきましょう!

ヤットコを使って、端から徐々に曲げていきます。ここでも素材の特徴の違いが感じられます。二つを比べるとシルバーはより柔らかく、プラチナは硬く感じます。

お二人も交換して、曲げ合った際はその硬さの違いにビックリされていました(*^^*)!

手作り結婚指輪S様5

お二人で確認し合いながら、徐々に形になってきてますね。

仲睦まじい姿に、スタッフも陰からほっこりしております(*^^*)

手作り結婚指輪S様6

曲げ作業、完了です!

『あれ??丸くないけど大丈夫ですか??』

大丈夫です!!丸くすることよりも、重要なのは材料の端同士をピタッと合わせることです!二つとも段差なく隙間なくピタッと合わさって、完璧です!

手作り結婚指輪S様7

それでは溶接作業へと進みましょう。

再びガスバーナーを使っていきます。今回はただ熱するだけではなく、ロウ材という金属片を溶接箇所にのせ、溶かしていきます。素材によってロウ材の種類も様々です。プラチナにはプラチナ用のロウ材、シルバーにはシルバー用のロウ材を使用して、くっ付けていきます。

手作り結婚指輪S様8

溶接後の指輪がこちら。

溶かしたロウ材が隙間に埋まり、綺麗に溶接ができてます。

手作り結婚指輪S様11

次は整形作業へと進みましょう。

芯金と言う鉄の丸い棒に指輪を入れます。先程の画像で分かるように、歪な形の指輪を芯金にいれると隙間ができます。その部分を木槌を使って叩いて下さい。

叩いていくと歪みが取れ、芯金にピタッと合ってきます。

手作り結婚指輪S様10

芯金を上から下から覗きこみ、隙間が無いかチェックしてください。隙間がある場合は、光が差し込みます。光がまったく差し込んんでこなければ、完璧なまんまるの指輪になっているはずです(*^^*)!

手作り結婚指輪S様9

職人感溢れる一枚をパシャリ!素敵なお写真をありがとうございます!

お二人とのお話しの中で『叩いていくと形がどんどん整っていく!』と、楽しそうにお答えいただき、スタッフもなんだか嬉しくなっちゃいました(*^^*)!

手作り結婚指輪S様12

二つとも綺麗なまるになりましたね!ここまでくると少し達成感も湧いてきます。さらにご自身が作ることで愛着も湧いてきているのでは・・・!?

手作り結婚指輪S様13

次は削り作業へと進みます。

ヤスリを使って甲丸の形を整えていきます。ゆっくり丁寧に形も確認しながら削っていきましょう。確認をしている奥様はスタッフから見ても、すでに職人のようでした!

手作り結婚指輪S様14

次は磨き作業です。

お二人のご希望はピカピカの鏡面仕上げ。紙やすりを使って、外側内側をゴシゴシゴシゴシ。磨き作業は地味な工程ですが、地道に作業する分、とても集中して作業されていました。

手作り結婚指輪S様15

最後に液状の研磨材を使って、指輪の艶出しを行います。

地道に作業した磨きの結果がここに表れます。お二人共、ピカピカの指輪になりましたか(*^^*)??

018

お疲れ様です!

既製品と変わらないくらいのピカピカの結婚指輪になりましたね!

撮影用の什器も多数用意しておりますので、大切な思い出を残してください(*^^*)

 

愛着が湧く、手作り結婚指輪と共に末永くお幸せに。

お作りになられた指輪