お客様の声

結婚指輪

2020年09月06日

シークレットストーンを留めた手作り結婚指輪

S・Y様   I・M様

お客様の声

とても貴重な体験ができました!スタッフさんの説明もわかりやすく、楽しく制作できました!ありがとうございました!
S・Y様
しっかりと丁寧に教えていただき、とても楽しかったです!ありがとうございました!
I・M様

制作風景

今回ご紹介する手作り結婚指輪は、指輪の内側にシークレットストーンを施した手作り結婚指輪です。

お互いの誕生石や石の意味合いなど、二人だけが知っている秘密の石(*^^*)!

手作り結婚指輪S&I様1

お二人がご希望した素材はプラチナ。甲丸型の3㎜幅です。

なんだか『これがプラチナですか??』と見た目だけでは疑問に思ってしましますよね。

プラチナの特徴として、他の金属よりも比重が大きいということがあります。実際に手に取っていただくと・・・!?見た目以上に重さを感じるはずです!

手作り結婚指輪S&I様2

それでは制作を始める前に、お二人をパシャリ!

素敵なお写真から始めていきましょう(*^^*)!

手作り結婚指輪S&I様4

手作り結婚指輪S&I様3

手作り結婚指輪S&I様5

まずはガスバーナーでプラチナを熱していきます。画像のように色味が真っ赤になるまでしっかりと熱します。

お二人とも恐る恐るあてていましたが、この炎でプラチナは溶けることはありません。熱に強いのもプラチナの特徴のひとつです。また隣には必ずスタッフがサポートしておりますので安心して作業していただけます。

熱したプラチナは水に入れ急冷していきます。

手作り結婚指輪S&I様6

手作り結婚指輪S&I様7

次の作業は棒材を曲げていきます。

甲丸型は棒状の段階で丸みがついています。裏表があるので、気をつけてくださいね!

棒材の端と端がピタッと合わさればオッケーです!

手作り結婚指輪S&I様8

端が合わされば、再びガスバーナーで熱します。今回はただ真っ赤にするだけではなく、ロウ材をいう金属片を溶かしていきます。溶けたロウ材が合わさった隙間に流れ込めば溶接完了です!

手作り結婚指輪S&I様9

2本ともバッチリですね(*^^*)!指輪の中央に茶色い膜になっているところがロウ材が溶けたあとになります。

今はロウ材が目立ってみえますが、この後の作業でほとんどわからなくなりますのでご安心を。

手作り結婚指輪S&I様10

溶接が完了すれば、次は形を整えます。

芯金(鉄の棒)に指輪をはめて、木槌でトントン♪ 叩いて形を整えます。

手作り結婚指輪S&I様11

楕円のかたちから綺麗な丸に整いましたね!

ここまでくると少し達成感ででてくるのと、どんどん愛着が・・・(*^^*)!

手作り結婚指輪S&I様12

次は指輪の表面を磨きます。スポンジ状のヤスリを使って、ロウ材や大きな傷を取り除いていきます。

手作り結婚指輪S&I様13

今回、お二人が希望したデザインは甲丸型に槌目を打ち込んだ、甲丸鎚目。

甲丸型の丸みがある優しい印象にご自身で模様を打ち込む槌目模様!二つのデザインの良いところを掛け合わせました!

模様付けは木槌から金槌に変えて、模様をひとつひとつ打ち込みます!叩く力加減によって、模様の雰囲気が変わるため、お二人の個性がでる世界にひとつの結婚指輪になります!

手作り結婚指輪S&I様14

職人感溢れるお二人をパシャリ!

叩いている作業はまさに職人!是非ともお写真をお撮りして、たくさんの思い出も残していってください。

手作り結婚指輪S&I様15

それでは唯一、磨きを入れていなかった内側を最後に磨いていきましょう!

一生身に着けていく結婚指輪。着け心地の良い、滑らかな指当たりになるように表面以上に入念に磨いていきます。

手作り結婚指輪S&I様16

最後は液状の研磨材を布になじませて、艶出しをします。

指先の作業でだいぶ疲れが溜まってきているかと思いますが、最後に力一杯お願い致します!

なじませた研磨材を拭き取れば・・・!?

ピカッと艶の出た指輪が顔をだしてきます(*^^*)!

手作り結婚指輪S&I様17

お疲れ様です!お二人の個性が出た甲丸鎚目の手作り結婚指輪の完成です!

 

完成した指輪の内側へ、お二人の誕生石をお留め致しました。

さらにミルグレインを施し、クラシカルな印象に。また奥様の指輪にはダイヤモンドもお留めしました。

お二人のこだわりが詰まったひとつになりましたね(*^^*)!

 

大切な指輪と共に末永くお幸せに。

お作りになられた指輪