お客様の声
結婚指輪
こだわりの手書きイラストで手作り結婚指輪
お客様の声
制作風景
今回ご紹介するのはお二人の拘りがたくさん詰まった、手作り結婚指輪です!
それでは早速、手作り体験のスタートです!
お二人が選んだコースは、金属の棒から作る”シンプルリングコース”です。
プラチナとホワイトゴールドで制作していきます。今回、お二人にご用意したのは3.5㎜幅とボリューム感がある甲丸型の材料になります。
ついぶ東京工房では2㎜、2.5㎜、3㎜、4㎜幅からご希望の幅を選択いただけます。ご希望であれば間をとった3.5㎜幅もご用意できますのでお気軽にご相談くださいね!
※5㎜幅以上もご予約の際に仰っていただければ、特注でご用意ができます。材料のご用意に1週間が必要となります。
まずは金属の棒をガスバーナーを使用して熱していきます。焼きなましの作業です。
初めて扱う工具など、スタッフがしっかりとフォローしますので安心して作業してくだいね!
いつの間にかに、材料は真っ赤に!!
今回、選んだプラチナとホワイトゴールドはとても熱に強い材料です!こんなに真っ赤でも溶ける心配はありませんのでご安心を。
真っ赤に熱した材料は、水に入れ急冷します。これで焼きなましが完了です。
焼きなましを終えたあとは、曲げの工程に進みます。
ペンチ状の工具を使用して、徐々に曲げていきます。
焼きなましを行うことで、材料が柔らかく変化します。曲げ作業をやりやすくするために必要になってくるのです!
徐々に曲がってきてますね!
◇ここでワンポイント◇
目指す形は指輪のような丸ではありません!重要なのは材料の端と端がピタッと合わさることが大切なんです!!
『えっ!?丸くなくて大丈夫なの??』
『手作りだから、やっぱりきれいな指輪はできないのかなぁ・・・』
ご安心ください!!既製品の指輪と変わらないようなクオリティにするためにとても大切な部分なんです!隙間なく段差なく合わせていきましょう。
お二人も曲げ終わった形に思わず笑みが。
おまんじゅうのような歪な形になりましたね!この形で問題ございません!
それでは溶接の工程へと進みます。
再びガスバーナーを使用して、材料を熱します。
今回はただ熱するわけではなく、ロウ材という金属を溶かしていきます。
溶けたロウ材が合わさった隙間を埋めるように流れ込んでいきます。
よく見ているとロウ材が溶ける瞬間が確認できます。目をそらさずに見てくださいね!
しっかりと流れ込めば、力を入れて引っ張っても離れることはありません!
お二人とも真剣な表情が素敵ですね!2本とも溶接、バッチリです(*^^*)!
次の作業は成形の工程です。
歪だった形を、芯金という丸い鉄の棒にはめ込み、木槌でコンコンと歪なところを叩いていきます。
歪な部分がすべて無くなり、芯金にピタッと隙間なくそえば・・・!?
まん丸指輪の出来上がり!!
二つともきれいに整いましたね!
曲げの工程で隙間なく段差なく、合わせたことによって、溶接したところもわかりませんね!
ここからは磨き工程へ進んでいきましょう!
まずは表面を磨きます。スポンジ状のヤスリを使い、甲丸型の形を整えながら磨き込みます。
粗目のヤスリから細かなヤスリへの段階を踏んで磨きます。
甲丸型は表面の際の部分が磨きづらいです。指輪を傾けて角度をつけて磨いていきましょう。
磨き残しがないよう、お二人も目を凝らして確認中。
きれいに磨けているかな??
続いては内側の磨きへ。
磨き作業は、コツコツと丁寧に作業することが一番大切です。
お二人とも集中し、いつの間にか無口に。
お二人の真剣に作業風景をパシャリ!ありがとうございます(*^^*)!!
最後の工程は艶出しです。
液状の研磨剤を布にしみ込ませて、表面と内側に力一杯こすりつけましょう!
全体にムラなくあてたあとに研磨剤を拭き取れば完成です。
たいぶ指先も疲れてくるころですがあと少し頑張ってください!!
お疲れ様です!手作り結婚指輪の完成です(*^^*)!!
売り物と変わらないピカピカの仕上がりになりましたね!
お二人が制作した指輪は職人がお互いの指輪の一部を切り取り交換したシェアリングへと加工いたしました。
また指輪の内側にはお二人のさらなるこだわりが。二人で手書きで描いたイラストと文字を印字いたしました。
同じものは二つとない、素敵な結婚指輪の完成です。
末永くお幸せに。