お客様の声
結婚指輪
好みの素材で槌目模様の手作り結婚指輪
お客様の声
制作風景
今回ご紹介するのは、シンプルリングコースで制作の手作り結婚指輪です!
旦那様がホワイトゴールド、奥様がピンクゴールドを選択しました。
それでは早速、始めていきましょう!
見た目からでは『おや??これがゴールド??』と思うかたも多いと思います。
ついぶ東京で用意しているゴールドはすべてK18のゴールドです。
K18とは75%が金、25%が銀や銅など、別の金属を混ぜ合わせた金属なんです!
100%の純金はとても柔らかい金属です。そのため宝飾品には向きません。別の金属を混ぜ込むことにより、強度を増すことができます。
K18のゴールドは宝飾品で一番多く使用される配合の金属になります。手作りだからと言って、素材の質が悪いことはありませんのでご安心ください!
また、この25%に様々な金属を混ぜ込むことで様々な色味になります。
特についぶ東京工房のピンクゴールドはオリジナルの配合によって、より発色が良いピンクゴールなんです(*^-^*)!
初めの作業は金属の棒材をガスバーナーで熱していきましょう!
”焼きなまし”という作業です!普段ではなかなか扱うことがない火力のガスバーナーですので、たくさん写真や動画をお撮りくださいね!
旦那様の真剣な表情が素敵ですね!!
こちらのカメラでもパシャリ!ありがとうございます(*^-^*)!!
焼きなましが完了したら、曲げ作業へ進んでいきましょう!
ペンチのようなヤットコという工具を使用します。持ち方や使用方法などスタッフがしっかりと教えていきます。
手作り指輪を検討されるお客様の多くは、『手作りだけどちゃんと指輪になるのかな・・・』『手作りだからクオリティはあまり良いないんでしょ?』など、心配するご意見をたくさん聞くことがあります。
ご安心ください!!
ついぶ東京工房では必ず、お二人にスタッフ一人がしっかりとサポートしていきます!職人が接客するからこそ、工具の使い方や豆知識などクオリティの高い、手作り結婚指輪を制作していただけます。制作中に気になったことや作業の仕方などなんでも聞いてくださいね!
今回、奥様が選んだピンクゴールドはとても硬い素材です。そのため、曲げ作業は一番大変になります。ゆっくりで大丈夫ですので徐々に曲げていきましょう!
奥様はあまりの硬さにビックリでしたね!!
その調子で曲げていくと・・・。
始めに棒状だったところから端と端がピタッと合わさりました!
合わさったところは、隙間もなく段差もなくいい感じですね!!
この部分はクオリティの高い指輪にするためにとても大切な部分なんです。
再びガスバーナーを使用して、合わさった部分を溶接していきます。
溶接するにはロウ材という金属片を溶かしていきます。溶けたロウ材が隙間を埋めてくれます。
指輪から火を離さないようにしっかりと狙ってください!
溶接が完了したら、整形です。歪だった形を木槌を使って整えていきます。
芯金という鉄の棒に指輪を入れます。芯金と指輪にできる隙間が歪な部分です。そこを木槌でトントンと叩いて整えていきます。
お二人ともなんだか職人さんっぽいですね(*^-^*)!
もうそろそろきれいな形に整ったかな??
芯金を上や下から覗き込み、指輪との隙間がなくなってれば完璧です!
旦那様も入念に確認していますね!
次の工程は磨きです。曲げたときの傷や溶接のときの汚れ、叩いたときの傷などをヤスリを使って綺麗にしましょう!
磨きムラが無いように、全体にしっかりとあてていきます。
それでは今回のメイン作業です!
お二人が選んだデザインは槌目模様の結婚指輪です。
槌目模様を入れるのも、もちろんお二人の手で行ってもらいます!金槌を使って、カンカン♪と一つ一つ模様を打ち込んでいきます!
金槌を打ち込む力加減で模様の具合も様様に変化します。お二人だけの素敵な槌目模様を打ち込んでいきましょう!
ここからは再度磨き作業を行います。
まだ磨きをかけていなかった指輪の内側部分を磨き上げていきます。
使用しているときに見える部分ではありませんが、しっかりと磨き込むことで着け心地が滑らかな指輪になります。
こちらも磨き残しが無いように入念に磨きましょう!
それでは最後の工程です!!
艶出し作業にいきましょう!柔らかい布に液状の研磨剤つけます。それを指輪にゴシゴシと擦り付けましょう!
だいぶ指先に疲れがでてくるころですが、最後の力を振り絞って、力一杯お願いします!!
槌目模様がキラキラと光る、手作り結婚指輪の完成です!
お疲れ様です!
完成した指輪の内側には、職人がお二人のイニシャルを刻印致しました。
同じものは二つとない結婚指輪とともに。
末永くお幸せに。