お客様の声

婚約指輪

2020年01月29日

コンビカラーの手作り婚約指輪

S・N様

お客様の声

拘りが詰まった、手作りの婚約指輪ができて満足です!
S・N様

制作風景

今回ご紹介するのはコンビカラーの手作り婚約指輪です!

指輪はピンクゴールド素材、石枠はプラチナ素材で2色の色合いが素敵な組み合わせの婚約指輪です。

手作り婚約指輪S様1

こちらが指輪部分になるピンクゴールド素材です。

丸みのある甲丸型で細身の幅を気に入っていただきました!

まだまだ、これが指輪になるなんて・・・。想像がつかないと思います。

手作り婚約指輪S様3

まずは材料を熱していく、焼きなまし作業からスタートします。

今回、選択したピンクゴールド素材は熱し過ぎに注意します。

やり過ぎてしまうと、ドロドロに溶けてしまうので弱めの炎で熱します。

必ずスタッフがサポートしてますので実際は溶ける心配はございませんので安心して作業してくださいね(*^^*)!

手作り婚約指輪S様4

焼きなましをすることで素材が柔らかく変化します。

柔らかくなれば、曲げ作業に進みます。

ペンチの様なヤットコと呼ぶ工具を使用して曲げていきます。

端から徐々に進めましょう。

ついぶ東京工房ではプラチナ、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドの4種類の素材をご提案しています。その中でもピンクゴールドが一番硬い素材になんです!

曲げ作業が一番難しい素材ですが、とても器用に丸めていただきました!

担当スタッフもあまりの器用さにビックリです!!

手作り婚約指輪S様5

棒状の素材から端と端がピタッと合わさりました!

おや??最初の棒材と比べると色が変わってる??

そうなんです!!ピンクゴールド素材は熱すると酸化をします。酸化膜ができ、黒くなるんです。

ただし、ここからしっかりと磨き込むことで綺麗な色味がでてきますのでご安心を! 手作り婚約指輪S様7

それでは溶接作業に進みましょう!

合わさった材料の端をロウ材と言う、金属片を溶かして溶接します。

溶けた金属片が合わさった隙間にスッと流れ込んでいきます!

手作り婚約指輪S様8

次の工程は成形です。

歪だった形を綺麗な丸に整えていきます。

芯金と言う鉄の棒に指輪をはめ込み、木槌を使って隙間がある箇所をコンコンと叩いていきます。

この作業もピンクゴールド素材は硬さがあるのでしっかりと叩いていきます。

手作り婚約指輪S様10 手作り婚約指輪S様9

次に指輪の表面の形を整える、削り工程です。

綺麗なかまぼこ型になるようヤスリで削り、整えます。

この作業も始めて作業するにはなかなか難しいのですが・・・こちらもとてもスムーズに作業されてました!

作業中の真剣な表情がとても素敵ですね!素敵な一枚、ありがとうございます(*^^*)!

手作り婚約指輪S様11

数時間前は棒状だったものが指輪に(*^^*)!!

とても綺麗な形に整いました!

ここまでくると少し達成感が生まれてきますね!

手作り婚約指輪S様12 手作り婚約指輪S様14

ここからの工程は磨きです。

指輪の表面、内側と全体をしっかりと磨きあげます。

粗いヤスリから細かいヤスリへと段階を経て、磨きます。

磨き残しが無いように、いろんな角度からヤスリを当て入念にコツコツと。

とても地道な作業ですが、最後の光沢をみればこの苦労も報われます!

あと少し!頑張ってください!

手作り婚約指輪S様15

最後に液状の研磨剤で磨き上げる、仕上げ作業です!

研磨剤が染み込んだ布で力一杯、磨き込みましょう!

手作り婚約指輪S様17

お疲れ様です!

ピンクゴールドのピカピカの指輪が完成しました(*^^*)!!

こちらの指輪をもとに職人がプラチナの石枠を溶接して石留を施していきます。

完成まで数週間お待ちいただきます。

 

プラチナとピンクゴールドのコントラストが素敵な手作り婚約指輪になりました。

制作中のお写真と共にお渡しすれば素敵なサプライズにもなりますね!

 

ご来店ありがとうございました。

お作りになられた指輪