お客様の声
結婚指輪
お互いの誕生石を留めた手作り結婚指輪
お客様の声
制作風景
今回ご紹介する手作り結婚指輪はお互いの誕生石を留めた結婚指輪です!
お二人はご結婚指輪を検討するにあたって、SNSで情報を得たそうです。その中で手作りを知ったキッカケがyoutube。
ついぶ東京工房では以前にyoutuberさんからの依頼で動画制作に協力させていただきました。youtuberさんの視点から制作体験を楽しく伝えていただき、感謝感謝です!
よろしければ皆さんもご参考下さいね(*^^*)!
それでは早速、お互いを想い合った素敵に指輪になるように結婚指輪の制作をスタートしましょう(*^^*)!
お二人が選んだ素材は旦那様がホワイトゴールド、奥様がピンクゴールドになります。
同じゴールドでも金属の配合を変えることでたくさんの色味があります。
制作スタートでパシャリ!ありがとうございます(*^^*)!
金属の棒から作る、シンプルリングコース。鍛造技法を用いた制作になります。棒から曲げや溶接、成形、磨きと指輪作りの全てを体感いただけます!お二人も初めの棒の状態を見た時はビックリされていました。
まずは硬い金属を加工しやすくするため焼きなましを行います。ガスバーナーで材料を熱します。
同じゴールドでも融点(個体が液体に変わる温度)が異なります。ホワイトゴールドは融点が高く、ピンクゴールドはホワイトゴールドと比べ低くなります。
金属の特性をスタッフがご説明しながら進めていきます。職人が接客をするからこそ、様々な知識をお伝えすることが出来ます。気になることがあれば、なんでも聞いて下さいね(*^^*)!
柔らかくなった材料をヤットコを使って曲げていきます。ヤットコはペンチの様な形状で金属の棒を挟み持ちます。ヤットコとは反対の手で押し込むように曲げていきます。
ここでも金属の特性がでてきます。
ホワイトゴールドは柔らかく、ピンクゴールドは硬いです。焼きなましで材料を柔らかくしても、ピンクゴールドは硬さがある素材になります。
あまりの硬さに旦那様がサポートへ。ピンクゴールドの硬さにビックリ!お写真からもどれだけ硬いか伝わってきますね。
徐々に曲げて、Cの字の形へ。順調ですね。ここからさらに曲げていきます。
曲げ終わりの形は、Dの字。おまんじゅうのような形になるまで曲げます。丸くなく、不安になる点ではありますが、問題ございません。棒材の端同士がピタッと合わさることが一番重要です。
段差なく隙間なく合わせることで、クオリティの高い指輪になります。
合わさった箇所はガスバーナーを使って溶接をします。焼きなましとは違い、ロウ材という金属片を溶かし流します。金属の接着剤と思ってください。
溶接後は木槌を使ってトントントントン。形を整えていきます。
工具を持って、ハイ!チーズ!
ありがとうございます!職人らしさがでてますね(*^^*)
形が整ったあとがこちら。
綺麗なまんまるになりました!
ここまでくると少し達成感も出てくるのでは!?
次の工程は磨きです。
今回のデザインは槌目模様です。ハンマーで打ち込み模様を付けていきます。模様付けをする前に指輪の表面を磨きをかけて綺麗にしていきます。
粗い状態で模様を付けてしまうと傷も残ってしまいます。綺麗な鎚目模様にするため、しっかりと磨きましょう!
それでは模様付けへ。
金槌を使い、指輪の表面に模様を打ち込みます。打ち込む強さによって模様の雰囲気も様々です。お二人だけの素敵な模様となるようにカンカンカンカン♪
素敵な音が工房内に響いていますね(*^^*)!
次は再度、磨きを行います。
指輪の内側を紙やすりを使ってゴシゴシと磨きます。着け心地の良い滑らかな指輪にするため、こちらも入念に磨きましょう。
最後は液状の研磨材で磨き上げれば、完成。
指に疲れがくるころですが、最後まで頑張って下さいね!ピカピカの指輪になったかな??
お疲れ様です!
キラキラと輝く、素敵な槌目模様の手作り結婚指輪が完成しました(*^^*)
完成した指輪には、旦那様の指輪内側へピンクトルマリン、奥様の指輪表面にダイヤモンドをお留め致しました。
オプション加工も様々ございます。これまでの制作事例も多数掲載しておりますのでギャラリーページをご参考ください。
想いがこもった手作り結婚指輪とともに末永くお幸せに。